
東日本大震災
甲府のマンションで娘と大きな揺れに驚いた
棚に置いてあった時計が落ちて来てこたつのテーブルを直撃!
小さな傷跡が今も残っている
怖くて、二人でエントランスに降りるとご近所の方々も降りて来ていた
怖かった話を数分した後、昼間お一人でいらっしゃる高齢の方の所に行く事にした…11階まで階段で登って行ったなぁー…若い方々が…
あっという間に携帯が使えなくなって不安が更に広がり始めた所、あっ、家はWILLCOMだ^_^; 千葉大にいる息子に電話して無事を確認
娘と二人だけでマンションに居るのは怖かったので早々実家に避難
津波の映像を見て、ショックを受けた
自然の前では、人は余りにも無力でした
震災の半年前に夫を病気で亡くし、一周忌をその年の11月に行いました。
会社の方々が沢山いらしてくれた中に「初めまして、北関東の時にお世話になったAと申します。私は中島さんに震災の時救っていただきました。」
と。震災の時は夫は既に他界しておりました…
「信じてもらえないかもしれませんが…実は、」
Aさんはその日津波のあった釜石市で車の運転中に地震を受け、路肩駐車していたそうです。地震の数秒後『逃げろ、逃げろ、車から降りて早く逃げろ!』と、夫の声が聞こえて来たそうです。
ビックリしながらもパソコンの入ったバッグを持ち、夢中で走り……間一髪で津波の被害には合わなかった、そうです
「中島さんの声にもびっくりしましたが、私は中島さんの声がなければ今、生きていません。私の車(会社)もあっという間に流されて行きましたから。ありがとうございました。」泣きながらお話して下さいました。
信じますよ、信じられます!!良かった良かった(涙)
震災でたくさんの方が亡くなりました。ご冥福をお祈りいたします。
震災以外でも人は亡くなっています。遺された人の悲しみは、どちらも一緒です。
人は産まれて来ると同時に、死、もやってきます。
震災追悼の日ですが、たくさんの方のお誕生日、でもあるんですよね。
生きる事、を考えるのは、死を学ぶ事が最も大切な事だと思います。
今日は、生と死、を考える、大切な日、なんだと思います。
(合掌)