
これは3年前のお話です(本当にあった怖い話風)
私は持病のリウマチが酷くなって右膝が木っ端微塵となり、人工関節の手術をする事になりました…。
手術は大学病院、最近整形外科病棟は北の新築病棟に移っていたので個室をお願いして快適な入院リハビリライフを過ごそうと思ってました。
手術からあれやこれやで術後3日ほどたち、switchをする為にシェアルームへ、すっかり子供たちと仲良くなり(8歳A君、8歳K君、10歳Hちゃんハーフ女子、14歳(中2)にーさん男子)4人の友人と夜7時からの90分、声を潜め、大人に叱られないように、TVを見ている人の邪魔にならないように、5人で顔寄せ合いswitchを楽しんでいました。
何故子供達が居るかと言うと8月の入院だったので子供の手術が多く、小児病棟が溢れて大人の病棟に来ている、何年かに1度は手術入院してるベテランさん達、全員車椅子。車椅子の応用編はこの子達が教えてくれました(^^)
ふとHちゃんが「あそこに居ると看護婦さんの邪魔になるから…」と言うと「「オレも思った」」と2人の男子「あそこに居ると緊急の時看護師さんが達よけるの大変なんだよー」とにーさんが私に教えてくれました。『へぇー。』全員switchガン見!
9時「そろそろ時間だよ〜」呼びに来た看護師さんに顔を向け、アレ?今の人居なくなったねなんて話しながら…ふと、気付いた私。居た??いやいやあそこ見るには振り向かなきゃだよね?あの時誰も顔上げてなかったよね?どうして見えたの?私も見たけど……。えっ??
居たよ!居ないよ〜!と子供達と看護師さんの攻防が遠くに聞こえて…
今、夜で、私は、個室、(ToT)
き、き、きっと誰も居なかったんだよ、気のせい気のせい(-_-;)
と、自分に言い聞かせて寝る事にしました。でもその夜………
つづく